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2023-08-15 WEB制作
Youtubeや動画の活用
大阪オフィスからこんにちは! 当社のサポート先でYoutubeや動画を活用した商品の宣伝やブランドの認知を広めていらっしゃるクライアント様が増えてきています。 Youtubeや動画活用の最近の事情 小学生がなりたい職業ランキングで三年連続1位となった「Youtuber」という職業が定着するようになってきた昨今。芸能人や認知度の高いスポーツ選手が多く参入することとなり、加えて、収益率の悪いショート動画がトレンドになりつつある傾向で、今年に入ってYoutuberの収入が安定しないことが話題になりつつあります。しかしながら、インターネット上での全体の動画投稿本数はますます増える傾向にあり、静止画・動的でないコンテンツだけだと、アクセスが稼げないサイトが増えてきているのも現状です。 “プロが制作したクオリティでなくても見てもらえる”というハードルが低くなった受け手の視聴環境の変化と、簡単に動画を撮影して編集してアップ出来るといったツールやハードウェアが増えてきたという市場動向が、その普及の後押しをしているとも言えます。 日本国内だけでなく、当社の姉妹会社のある中国(大陸)や台湾などアジアの他の国では、動画への傾斜は日本市場以上で、商品の説明から詳しい使い方、その商品を買ったユーザーの細かいレビューやフィードバックのコメントまで、動画を通して利用者が確認し、その動画を投稿しているインフルエンサーを通じた販売が伸びてきています。 台湾の現地法人でも、最近、日本のコスメの紹介を美容動画で有名なインフルエンサーを通して紹介してもらうことにより、売上が一気に上がったという事例も出てきており、その影響力は単に商品紹介をして認知度を上げるだけでなく、B2C(消費者向け)商品の売上を左右する重要な要素の一つになりつつあります。 動画投稿時におけるマーケティング施策の重要性 動画を投稿するケースが増えているものの、投稿する動画素材の作り方や活用方法は、企業や商品毎に千差万別です。ペルソナ(視聴いただくターゲット)をしっかり設計し、何の目的でどういったことを伝えて、視聴いただいた方にどういったアクションを取っていただきたいのか、しっかり狙いを定めて、細かい内容や編集の方向性、全体のトーンやマナーを整えていくことが肝要です。 加えて、制作した動画をしっかり対象となっているターゲット層に観てもらうための施策も大切です。映像素材に時間や予算を割き過ぎ、告知して認知してもらうまでの広告予算を投下できず、限定的な利用者層にしかリーチ出来ず、当初狙った成果が得られないケースもあります。 動画を使ったマーケティング施策に取り組み始めている企業の中でも、コンセプトがしっかり煮詰まってないものや継続性を担保できない(社内リソースや予算の問題で続かない)ものも多く、短絡的な施策で失敗しているケースも散見されます。静的なコンテンツに比べ、運営リソースがこれまで以上に必要となることが多いのも、動画を使ったマーケティング施策を実行する際の留意点です。 「なんとなく周りがやっているから~」と安易な判断で始めてしまうと、内容も狙いも曖昧なまま、「やっぱり駄目だったよね」ということになりがちです。 どんな形で進めていけばいい? 動画を制作し活用して成果を得て行くまでのプロセスは決して短くはありませんが、コンセプトと狙いを丁寧に議論して定め、企画(コンテンツ/内容)~制作(撮影)~編集と、予算と(人的)リソースを事前に確保し、制作後の広めていくための広告予算の詳細(どのプラットフォームでどういう形で)も含めて、一つ一つ検証し改善しながら実行に移していくことをおススメしたいです。 ある程度のクオリティの動画を作ること自体はそんなに難しいことではないですが、制作した動画をしっかりターゲット層に届けていくためには、そのマーケティング施策を進めていく過程での試行錯誤が付きものです。 制作会社様に丸投げ、代理店様に丸ごとアウトソースでは、費用対効果の高い施策が得れないことも多く、社内でしっかり認識を一致させ、協力会社様と一つ一つ課題を解決しながら進めていく方が、結果的には近道とも言えます。 おわりに nuloにおいても、動画制作が可能な協力会社様と一緒に進めたプロジェクトも複数あり、姉妹会社と共に、知見や経験を持つ分野です。限られた予算しかないが取り組み始めたい方、動画を絡めたマーケティング施策を始めたが再生数が伸び悩んでいる方、是非、nulo株式会社に一報いただけますでしょうか。 【nulo お問い合わせフォーム】https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2023-05-18 WEB制作
アクセシビリティ対応
大阪オフィスからこんにちは! 当社でサポートさせて頂いているクライアント様の米国市場向けのECサイト(英文)にて、この度、アクセシビリティ対応のサポートをさせていただきました。 “アクセシビリティ“とは インターネットが社会インフラの基盤として幅広く年齢層を問わず、その活用の普及が進むに従い、インターネット上の情報に対するアクセシビリティの確保が重要な問題として国内外で注目されています。 アクセシビリティ(Accessibility)は、英単語という単純な意味では「手の届きやすさ」「近づきやすさ」「アクセスのしやすさ」などで理解されていますが、近年話題になっているインターネット上でのアクセシビリティという意味では、「IT機器やソフトウェアや情報システム/サービスなどが身体の状態や能力の違いによらず様々な人から同じように利用できる環境やその程度のこと」を示すと言われています。 インターネット上でのアクセシビリティという意味以外でも、日本では「バリアフリー」という言葉に置き換えられて使われることが多いのですが、ホテルや行政施設・交通機関などへの利用しやすい環境整備だったり、物理的に段差がないよう導線設計されている、階段だけでなくエレベーターが設置されている、など、身体的な特徴によって制約や偏りがある方でも利用しやすい状況であるかどうか、という点でも使われています。 近年の海外のアクセシビリティに対する動き 日本以上にアメリカではアクセシビリティに対する対応が早く、HPやECサイトを運営する企業側の対応が急務となってきています。 アメリカでは1990年代に制定された「ADA(Americans with Disabilities Act of 1990)という法案に従い、2010年以降、非営利団体であるWorld Wide Web Consortium(W3C)を 中心に、障害を持つ人々がウェブサイトにアクセスできるようにするためのガイドライン(Web Content Accessibility Guidelines/WCAG)が策定されました。 本ガイドラインが市場に浸透する過程において、ADA関連の訴訟が増加し、HPやECサイトを持つ多くの企業や団体が、訴訟される事態となっています。有名なケースでは、2019年に歌手のビヨンセさんの事務所が運営するHPが、ADAに準拠していない(アクセシビリティに配慮していない)ということで、高額な額を訴求されるという事態が起きています。 日本においてもアクセシビリティに関する法案が可決され、まだ各企業や団体に対して、「義務化」という段階までは来ておりませんが、徐々に法的義務が課されるようになってくる流れとなっています。 どうしたらいいの? 日本以外の各国においても、その状況は地域により異なります。カナダを含めた北米は厳しい地域と言われていますが、EU(欧州連合)に関しては、それぞれの国で温度差があります。 加盟国それぞれで独自にルールが法案化され、アクセシビリティ向上に対する施策や導入スピードが異なるのが実情です。例えば、イギリスやベルギーなどでは、アクセシビリティ対応されたウェブサイトに対して独自に制定したラベルが与えられる施策が導入されていたりしています。 アクセシビリティに対して厳しい対応を企業に求める海外の国では早急に対応する必要があります。特に法的対応に莫大な金額を求められる危険性のあるアメリカで事業を展開されている企業は緊急性が高いです。 「うちの会社は大丈夫だろう」「事業としてもまだ小さいので対応は後回し」ということで対応を後回しにすると、いつ訴訟されるか分かりません。訴訟の際の請求額も日本と異なり、かなり大きな額になってしまう可能性もあり、まずは最低限の対応をして、リスクを小さくしておくことが肝要です。 日本では法的拘束力が実効されるまで時間もあり、猶予があるので、そこまで急ぐ必要はないと思われますが、徐々に法的拘束力が高まる方向性であることは間違いなく、サイト の改修や改善、新サイトへの移行など、タイミングを見て、「アクセシビリティに準拠したサイト作り」を意識されることをおススメしたいです。 おわりに nuloとしても、厳しいアメリカでのアクセシビリティ対応の経験があり、予算に応じた提案をさせていただけます。アクセシビリティに対して、これから取り組んでいこうとされている企業様、あるいは、まだよくわからないけどリニューアルの予定がありアクセシビリティに対応可能なサイトにしていきたいとお考えの方は、是非、nulo株式会社に一報いただけますでしょうか。 【nulo お問い合わせフォーム】https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2022-07-20 WEB制作
カラーユニバーサルを考慮したUXUI
突然ですがこちらをご覧ください。 色相環(しきそうかん)*を二つ並べてみました。 あなたの目にはどう写りますか?左右で似たような配色?それとも別モノ? ・カラーユニバーサルデザインとは 「赤色を教えてください。」といわれたとき、あなたはなんと説明しますか? リンゴの色、夕日の色、信号の止まれの色、あなたのイメージする”赤いモノ”に例えて話すかと思います。 しかし、あなたが見えている赤色が、果たして他の人にとっても同じ「赤色」なのでしょうか? 色の見え方は、人によって違いが存在します。僅かな色味の差も敏感に識別できる人がいる一方、特定の色相をうまく識別できない人もいます。色の感じ方の違いは生まれつきの先天的な場合と、目の病気などで後天的に生じる場合があります。 「色覚多様性」 特定の色が識別できないことを、かつては「色弱」「色覚異常」など様々な呼び方をしていました。ですが、日本遺伝学会は、誤解や偏見をなくすために「色覚多様性」という呼称を提唱しています。 人の目は3種類の錐体(すいたい)細胞*があり、それぞれ赤、緑、青を感じとることができます。 これらの錐体のいずれか、あるいは複数の機能が損なわれると、色を識別するのが困難となります。 この特徴をもつ者は、日本の男性の約5%、女性の約0.2%、そして世界には2億人以上存在していると言われています。 より多くの人に情報を発信するとき、この色覚の多様性を考慮する必要があります。 カラーユニバーサルデザインは、様々な色の見え方を理解して、適当な配色や色以外の表現も用いて誰にでも分かりやすく配慮した手法です。 ・見分けにくい色の組み合わせ ・赤と緑と茶色 ・青と紫 ・ピンクと灰色と白 ・パステル同士 赤と緑は一般的にも見づらい組み合わせですが、緑を感じ取りづらい色覚の人にはどちらも同じ色に映ってしまいます。 最初にお見せした画像、右側の色相環は、緑の識別が困難なP型色覚をできるだけ再現したものでした。 識別性の悪い色遣いは最大限避けねばなりません。 ・配慮するために気を付けるポイント 色数を絞る 当たり前ですが、色が多くなれば多くなるほど識別の難易度が上がります。基本的には「メインカラー」「サブカラー」「白/黒」の3つでまとめるとシンプルで見やすく整います。サブカラーが決めれない、という場合は「メイン」を「白/黒」に思いっきり近い色味にするとそれっぽくなります。 見分けやすい配色にする 複数の色を組み合わせる場合は、色の濃淡や明暗の差をハッキリさせ、コントラストが強いものを使います。似た色を組み合わせる際は、縁取り(セパレーション)をすることで識別しやすくできます。縁取りの色は白や黒など、明度と彩度に差が出る色を選びましょう。 色だけに頼らない グラフなどの図解において、ひとつひとつ色を変えるのではなく、塗りに模様をつけたり、線を加えたりして工夫をこらせばより見分けやすくなります。また、文字で補足するのも効果的です。 ・誰にでも分かりやすく、カラーユニバーサルデザインを 色の識別が難しい人にも正しく情報を伝えれるように、カラーユニバーサルデザインを取り入れたサイト制作を心掛けましょう。 今回お伝えした内容はサイトだけでなく、会議などの資料作りにも役立てられますよ。良いプレゼンはまず見やすい資料から。 nuloでは既存のサイトを見やすく、使いやすく、新しいデザインへのリニューアルも承っております。 ぜひ一度お問い合わせしてみてください。 【nulo お問い合わせフォーム】https://nulo.co.jp/ja/contact-us/ 〈注釈〉 *色相環・・・光の波長の違いによって、連続的に変化する色を環状に配置したもの。向かい合う色が補色関係になるものもある。 *錐体細胞・・・網膜の中心窩付近(眼球の奥)に存在し、色を検知する役割をもつ。光の三原色に対応して、赤錐体、青錐体、緑錐体がある。
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2022-01-03 WEB制作
IoTとその活用方法(いまさら聞けないWEB用語)
カンボジアオフィスからこんにちは! WEBサイト制作やアプリ開発に関わると、制作者側はもちろん、発注側でもたくさんのWEB業界用語を覚える必要が出てきます。 耳にしたことはあるけど、イマイチ意味が理解できていなかったり、 カタカナばかりで混乱してしまったり…そんな方のために、 よく使われるWEB用語をピックアップして紹介していきたいと思います。 今回はIoT(Internet of Things)。 最近ニュースなどでもよく出てくる単語ですよね。 「モノのインターネット」と訳されますが、訳されても「モノ」の「インターネット」!?ますますよく分かりません。簡単に解説していきます。 IoT とは IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」と訳されている通り、モノにインターネットと接続する機能を持たせることで、遠隔操作や情報の蓄積、自動制御などができるようになる仕組みです。例えば、冷蔵庫や掃除機、鍵、工場の機械、などといったものに活用が始まっています。 以前、インターネットといえば、コンピュータ同士を接続するためのモノでした。主にパソコンやサーバーなどのIT関連機器、そしてスマートフォンやタブレット端末などが接続されています。さらに、テレビやデジタルカメラ、スマートスピーカーなどの情報家電をインターネットに接続することも定番となってきました。 デジタル化された情報(画像映像、音楽、文字情報など)がインターネットを通じて伝達される仕組みは、今後ますます身近になり、生活の様々な面において活用されるはずです。 世界中に張り巡らされたインターネットは、あらゆるモノがコミュニケーションをするための情報伝送路になりつつあります。 このように、今までインターネットにつながっていなかったモノをインターネットで繋ぐことをIoT:Internet of Things(モノのインターネット)と呼んでいます。 IoTの対象となる「モノ」には、センサーやカメラ、無線通信が搭載されており、モノの状態や動きを感知したり、データを取得します。入手した情報をインターネットを介して人やモノに伝送することがIoTの基本的な仕組みです。 IoTの4つの機能 ①モノを操作する(ex. 外出先から家のエアコンをONにする) ②モノの状態を知る(ex. 電子機器の電池残量を遠隔地から把握する) ③モノの動きを検知する(ex. バスのリアルタイムの運行状況を把握する) ④モノ同士で通信する(ex. 室内に人が立ち入ったら照明を明るくする) 例えば、ドアの開閉を遠隔で知るだけでも、見守りや介護、勤務状況の把握などの役に立てることが出来ます。 「モノ」をインターネットで繋ぐ、この応用が無限に広がり、生活を豊かに便利にしたり、業界の発展に貢献したりしています。 また、IoTは業界を特定せず、あらゆる分野での応用が可能であることも魅力の一つです。 ーーーー IoTという言葉だけ聞くと、遠い専門用語のように聞こえますが、実は知らず知らずのうちに普段の生活においてすでに恩恵を受けているかもしれません。 【nulo お問い合わせフォーム】https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2021-11-11 WEB制作
アジャイル開発とウォーターフォール開発(いまさら聞けないWEB用語)
カンボジアオフィスからこんにちは! WEBサイト制作やアプリ開発に関わると、制作者側はもちろん、発注側でもたくさんのWEB業界用語を覚える必要が出てきます。 耳にしたことはあるけど、イマイチ意味が理解できていなかったり、 カタカナばかりで混乱してしまったり…そんな方のために、 よく使われるWEB用語をピックアップして紹介していきたいと思います。 今回はアジャイル開発とウォーターフォール開発。 いきなり意味不明な言葉が出てきました? 大丈夫、知っておいて損はない単語。簡単に解説していきます。 アジャイル開発とは アジャイル開発とは、システムやソフトウェアを開発する手法の一つ。 アジャイルは直訳すると「素早い」「活発な」となり、その言葉どおり開発実装とテストを短期間・小さな単位で繰り返し、スピーディーに開発する方法です。 システムやソフトウェアの開発手法としては、従来後半でご説明する「ウォーターフォール」と呼ばれる開発が主流でしたが、2000年代以降、新たな手法としてアジャイル開発が登場しました。 アジャイル型開発は「クライアントの要望に応えるシステムをできる限り素早くリリースしよう」という考えに基づいているので、急な仕様変更や追加にも対応しやすく、素早さや臨機応変さを求められるプロジェクトに向いています。 大きな単位でシステムを区切るのではなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていきます。 このため、従来の開発手法に比べて開発期間が開発期間が大幅に短縮されるのです。 例えば、モバイルアプリ開発の分野など、日々で技術や仕組みが進化している産業では、開発の途中で仕様の変更や追加が容易に予想できます。 アジャイル開発では、開発のリリース計画段階では厳密な仕様を決定しないため、途中変更の多いと予測されるプロジェクトと相性が良いです。 不具合が発覚した際に戻る工数が少ないため、時間やコストの無駄を最小限に抑えることができます。 ウォーターフォール開発とは ウォーターフォールとは、従来から広く主流であった開発手法の一つで、プロジェクト開発の最初に全体の設計を決め、それに沿って開発する流れを指します。 滝の水が上から下へ流れ落ちるように「一つ一つの工程を完了させながら進める開発手法」ですので、品質担保やスケジュール管理がしやすい一方で、急な仕様・要望変更に対応しにくいという特徴もあります。 最初に全体の機能設計・計画を決定し、この計画に従って開発・実装していきます。 開発担当者や責任者、クライアントが各工程の成果物を共に確認し、双方の合意を得たうえで各工程を「完了」と見なしていきます。ウォーターフォール型開発の特徴は、ひとつひとつの工程に抜け漏れがないかどうか厳重に管理しながら進めていくことです。 例えば、数十年手作業で実行していた工程をシステム化する、20年稼働していたシステムをリプレースするといった場合は、すでに作るべき機能が明確に決まっています。 そのため、このようなシステムの場合にはアジャイル開発よりも、ウォーターフォール開発が向いているといえます。 最大の利点は、プロジェクト全体のスケジュールを立てやすいことにあります。 プロジェクトスタートと共に要件定義をし、基本・詳細設計に取り組んでいくので、早い段階でやるべきことを明確にして計画を立てられ、時間・人員・コストなどの見積もりがしやすいのです。 また、前の工程を完了させてから次のフェーズに進み、かつ各工程のタスクも前もって割り振られているため、 プロジェクトの参加者が変更された際や、長期にわたるプロジェクトでも、引継ぎを行いやすい点が魅力だと言えます。 各工程の計画通りにプロジェクトを完了させていくには、ウォーターフォール型開発は適した手法でしょう。 一方で、開発を各工程に分けて完了させながら進める一方で、次のフェーズに進んでしまうと後戻りが難しい手法でもあります。 クライアントに丁寧なヒアリング調査を行い、要件定義が完了次第作られる基本設計を土台にして詳細設計のフェーズへと進んでいくため、前の工程に欠陥があっては次へと進めません。 ーーーー アジャイル開発とウォーターフォール開発、両方のメリットを活かして、組み合わせるというのもひとつの方法です。 プロジェクトに合わせて、最適な開発手法を検討していきましょう。 【nulo お問い合わせフォーム】https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2021-06-30 WEB制作
UX/UI デザインを簡単に解説!
カンボジアオフィスからこんにちは! 数年前より、UX/UIデザインという言葉を目にする機会が増えました。 ただ、それぞれの意味や、UXとUIの違いをしっかり理解されているでしょうか。 今回は簡単に解説していきたいと思います。 例えば、ATMで画面上のボタンを押したり、コーヒーマシンでボタンを押してカプチーノを淹れたり、 はたまたスマートフォン画面をスワイプして操作する、これらすべてがコンピュータを対話するためのインターフェイスというわけです。 UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)は 「サービスなどによって得られるユーザー体験」のことを指しています。 ユーザーがインターフェイスを操作することで得られる体験と印象です。 操作によって、ユーザーが目標を達成することができるかどうか、そしてそれが簡単か難しいかという体験です。 簡単な例を見てみましょう。 例えばスマートフォンに新しい音楽再生アプリをダウンロードしたものの、対応言語が英語だったとします。 英語が分からない人には全ての機能をきちんと理解することはできません。 ただ、英語が100%理解できなくても、インターフェースが直感的に理解できれば、違和感なく使用することが出来ます。 再生、一時停止、停止、トラックの再生、などのボタンがパッと見て誰にでも分かりやすくデザインされているからです。 この音楽再生アプリに慣れてしまうと、表示言語が英語であることさえ気にならなくなります。 これが優れたUXデザインの例です。 UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とは 「ユーザーがPCとやり取りをする際の入力や表示方法などの仕組み」を意味しています。 UIの目指すところは、アプリケーション、Webサイト、またはその他の製品において、 グラフィックソリューションによって直感的、魅力的で使いやすいものにすることです。 UIデザイナーは、それぞれの画面またはページにおいて、 ボタンやチェックボックス、フォント、配色、といった さまざまな視覚的な要素がどのように表示されるかをデザインします。 どのようなボタンが押しやすいか。 直感的に読みやすいテキストにするにはどのフォントサイズ、カラーを選べばよいか。 しっかり注目を集めつつもイラっとしないエラーメッセージを表示するには? これらは、UIデザイナーが解決すべき課題となります。 まとめ UI/UXを開発する際に最も大切なことは、ユーザー目線でデザイン、開発することです。 開発者にとっては優れたデザインであっても、ユーザーにメリットをもたらさないデザインでは意味がありません。 ユーザーに支持されるWebサイトやアプリケーションのUI/UXデザインを設計するためには、 どのようなユーザーがWebサイトを使うのか、 どのような使いやすさを求めているのかを正確に把握することが重要です。 成果を出せるWebサイト、アプリケーションを制作するためには、UIとUXの両方を高めることが欠かせません。 nulo株式会社では、ユーザーの目線に立ち、わかりやすさや使いやすさを追求するため、 営業、マーケティング、デザイナー、エンジニアなど全ての担当者が頭を寄せ合い一つのサービスを作り上げていきます。 どのようなユーザーが使うサイトなのか、どんな障害が起こりうるかを考え、 ユーザーインタビューやテストなどの結果も踏まえて、改良を重ねていくことの大切さを実感しています。 【nulo お問い合わせフォーム】 https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2020-07-30 WEB制作
カンボジアにおけるFinTech 情報 2020
2020年7月現在、COVID-19の感染拡大により様々な事業が打撃を受ける中、世界中でビジネスを伸ばし注目を集めているのがFinTechを展開する企業です。 FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。 (参考:https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/kess/i25.htm/) カンボジアで急速に浸透するフィンテック カンボジアでも他の東南アジア諸国に追随し、カード決済をはじめ、オンライン決済、モバイル決済などのテクノロジーが普及し始めています。 カンボジアのモバイル決済とオンライン決済は、2020年には34億6,900万ドルに上るといわれています。企業および消費者は次々に現れる新しい手段に対応し、順応していかざるを得ません。 カンボジアにおけるFinTechの拡大成長に伴い、カンボジアフィンテック協会(CFA)が2018年に設立され、2019年10月にはカンボジア中央銀行(NBC)の主催で「Cambodia Fintech Day」が開催されました。 この「Cambodia Fintech Day」の中で、カンボジア中央銀行(NBC)の副総裁Ms. Neav Chanthanaは、FinTechがカンボジアの金融および経済セクターの発展に大きく貢献し、カンボジアの決済システムの効率向上に貢献する重要な役割を果たす、と語っています。 マイクロファイナンスは金融テクノロジーの恩恵を受けると言われているセクターの1つですが、他にも、医療・健康、観光、娯楽、小売などの産業の発展にFinTechが貢献すると期待されています。 Visaの調査によると、カンボジア人の3分の1は、デジタル決済が現金に比べて人気が高まると予想しており、54%は今後7年間(2026年まで)で経済が完全にキャッシュレスになるだろうと予測しています。 2017年には5-10社程度だった支払代行会社は、2019年半ばには50を超え、キャッシュレスサービスをカンボジアの顧客に提供しています。 国内のフィンテックの発展と採用を支援すべく、カンボジア中央銀行が支払代行機関の管理に関する規制を発表すると、多くの新しい支払サービスとツールが導入され、キャッシュレスサービスの数は大幅に加速しています。 カンボジア中央銀行、COVID-19期間中のデジタル決済の利用を促進 NBCは、フィンテックセクターを通じてデジタル決済とサービスがもたらした変化を指示しています。 2020年のCOVID-19の発生中には、NBCはこれらのキャッシュレス決済サービスの使用も奨励しています。 NBCは2020年3月、次のようにアナウンスしています。 「Covid-19の防止に貢献するために、可能な限り電子決済システムを利用することにより、現金決済および支払小切手の使用と発行を減らすよう、金融機関に奨励しています。」 これは、カンボジアの銀行、金融機関、小売店、飲食店、および公益事業会社がキャッシュレスサービスとプラットフォームを推進することで、COVID-19の拡散とリスクの可能性を最小限に抑えることを意味しています。 これらの取り組みは同時に、NBCが目標とする国内でのリエル流通にも貢献することになります。 NBCは2020年中期報告書の中で、カンボジア王国におけるアクティブなeウォレットアカウントの数は2019年に522万に達したと発表。銀行および決済サービス代行機関を介したモバイル決済は、2019年のカンボジア国内総生産(GDP)の22.9%にも相当しました。 カンボジア政府がデジタル経済とキャッシュレス決済にさらに力を入れていることも後押しとなり、NCBとフィンテックカンボジアは今後もこの分野の発展の道を切り開いていくことでしょう。 【お問い合わせフォーム】 https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/kess/i25.htm/
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2020-06-20 WEB制作
IT導入補助金を利用してビジネスの加速を
今年もIT導入補助金の申請が始まっています! IT導入補助金2020とは IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。 自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。 補助金適用経費:ソフトウエア費、導入関連費等 補助対象者:中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象) 補助金通常枠はA型とB型に分けられ、どちらも補助率は50%ですが、 補助金申請額がA型30万〜150万未満、B型が150万〜450万以内と規定されており、B型の申請には賃上げ目標が必須となっております。 株式会社nuloはIT導入補助金のIT導入支援事業者です! 補助事業を申請者とともに実施する、補助事業を実施するうえでの共同事業者(=パートナー)を「IT導入支援事業者」と呼びます。 ITツールの提案・導入及び事業計画の策定支援をはじめとし、各種申請等の手続きのサポートを行います。 IT導入支援事業者は、本事業において以下の役割を担うことを約束しています。 ーーーーーーー 1.中小企業・小規模事業者等の生産性の向上に資するITツールを事務局に登録 2.補助事業を進めようとする申請者に対し、適切なITツールの提案・導入・アフターサポートを実施 3.補助事業に関する申請者からのお問い合わせ・疑問等について、事務局に代わって対応を行い、円滑な事業推進のサポートを実施 4.申請者による補助金不正受給等の不正行為を防止し、適切な補助金交付が為されるよう、補助事業の管理・監督を実施 5.導入されるITツールにより、申請者にとって生産性の向上効果を最大限引き出すことを支援 ーーーーーーー 株式会社nuloはIT導入支援事業者として申請を行い、正式に登録認定されております。 ITツールの提案・導入だけでなく、経理担当者と連携を組み、 2018年度より多くの企業様の申請手続きのお手伝いをしてまいりました。 申請手続きのプロセスに不安がある企業様も、一度ご相談ください。 また、補助金申請には締め切りがございます。 ご興味のあるかたはまずは早めにご連絡いただき、補助金申請の可能性をともに検討させていただければと思います。 ーーーーーーーーーー ▼IT導入補助金2020について詳しくは公式サイトをご確認ください。▼ https://www.it-hojo.jp/ ーーーーーーーーーー nulo株式会社では補助金申請のサポート、補助金を販促・生産性向上に有効に活用できるWebサービスのご提案を行っております。 ぜひお気軽にご相談、お問い合わせ下さい! 【お問い合わせフォーム】 https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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2020-05-19 WEB制作
IT x 補助金で事業継続の後押しを!
新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナとする。)のが社会や経済に与える影響は、日々大きくなっていますね。次第に緊急事態宣言が解除されつつありますが、それでも今後に不安を覚える事業者は多いことと思います。 国や地方自治体では様々な支援策が打ち出されていますが、この記事では新型コロナ対策に関する補助金・助成金のうち、ITやWEBサービスにかかわる【小規模事業者持続化補助金】についてご紹介します。 小規模事業者持続化補助金とは 小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者など販路開拓等の取り組んだ際の経費の一部を補助することによって、生産性向上と持続的発展を図ることを目的とした制度です。 商工会・商工会議所の会員、非会員問わず、申請可能です。 補助率は補助対象経費の2/3以内となっており、補助上限額は50万円です。 「IT利活用」の取組事例イメージ 申請が通ればかなり負担が軽くなり、販路開拓、生産性向上のサポートとなることは間違いありません。 では、具体的にどのような経費が小規模事業者持続化補助金の対象となるのでしょうか。 IT利活用に関連した経費について、具体例をご紹介します。 (1)地道な販路開拓等(生産性向上)の取組について ・新たな販促用チラシの作成、送付 ・・・ 【②広報費】 ・新たな販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告) ・・・ 【②広報費】 ・新たな販促品の調達、配布 ・・・ 【②広報費】 ・ネット販売システムの構築 ・・・ 【②広報費】 ・既存の販促用ウェブサイトの多言語化・・・ 【②広報費】 ・海外販路拡大のための新たな販促ウェブサイト構築・・・ 【②広報費】 (2)業務効率化(生産性向上)の取組について ・新たに倉庫管理システムのソフトウェアを購入し、配送業務を効率化する ・・・ 【①機械装置等費】 ・新たに労務管理システムのソフトウェアを購入し、人事・給与管理業務を効率化する・・・ 【①機械装置等費】 ・新たにPOSレジソフトウェアを購入し、売上管理業務を効率化する ・・・ 【①機械装置等費】 ・新たに経理・会計ソフトウェアを購入し、決算業務を効率化する・・・ 【①機械装置等費】 ▼詳しい公募要項はこちら(4月27日更新分) https://r1.jizokukahojokin.info/files/8915/8796/3000/koubo_r1_ver4.pdf ▼商工会議所の管轄地域内で事業を営んでいる小規模事業者等 https://r1.jizokukahojokin.info/ ▼商工会地域の小規模事業者等 http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/ nulo株式会社では補助金申請のサポート、補助金を販促・生産性向上に有効に活用できるWebサービスのご提案を行っております。 ぜひお気軽にご相談、お問い合わせ下さい! 【お問い合わせフォーム】 https://nulo.co.jp/ja/contact-us/
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