カンボジアの市場に欠かせないFacebook

カンボジアオフィスからこんにちは!
今回はカンボジアのFacebook事情についてご紹介します。

詳しくはGEEK Cambodiaの記事(英語)をご覧ください。

Facebookの利用者は引き続き増加中

カンボジアでは依然としてFacebookの利用が拡大の一途をたどっています。
昨年は2万人の新規ユーザーが確認されており、
カンボジア国内の2人に1人がFacebookを利用しているという計算になります。

カンボジア人、特に10代後半から30代の若い世代にとってFacebookは無くてはならないコミュニケーション手段となっていることは、間違いありません。
Instagramの利用も増加中ですが、
Facebookのユーザー数には遠く及ばないようです。

普段からあまり、「文字を書く」「文字を打つ」
「自分の気持ちを文章に表現する」ということに慣れていないカンボジア人にとって
Facebook上の「Share」という機能が持つ役割は非常に大きいのではないかと筆者は考えています。
誰かが書いた記事を共有することで今の心情を周りに示している投稿は、
日常的によく見られるものです。


広告媒体としてのFacebook

Facebookの広告機能の発達から、企業はターゲットとするユーザーに
確実にメッセージを届けることが出来るようになっています。

地元企業にとってFacebookは欠かせない媒体で、情報発信の多くをFacebookに頼っています。
消費者はサービス・イベントの予約や商品情報などを手軽に入手しています。
また、カンボジアの人々は商品情報のみならず、仕事を見つける際にもFacebookを最大限活用しています。
企業側も人材募集を自社ページに掲載し、広告を打つことで、
採用のコストを抑えつつ、より多くの履歴書入手を狙っています。

Facebook上での購入行為が一般的になる一方で、
ECサイトやオンラインマーケットプレイスの浸透は遅れている印象です。

懸念される安全面

より多くのユーザーがSNSに参加すると同時に、懸念点も生じています。
最も注目すべきはプライバシーの問題。
Facebookアカウントは個人ユーザーをベースに作られているため、企業ページの管理者として個人アカウントが紐づけされている場合も多く、
個人だけでなく企業情報の漏洩も懸念されています。

従業員の個人アカウントハッキングなどから、企業ページが乗っ取られてしまったという事例もカンボジアで少なくありません。
企業用のビジネスアカウントからのページ操作や
デバイスの二段階認証導入など、対策できる部分から確実にセキュリティ対策を施しておくことをおすすめします。

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