カンボジアで人気のモバイルアプリ

カンボジアオフィスからこんにちは!
今回はカンボジアのモバイルアプリ事情についてご紹介します。

カンボジアではここ数年で急激に電気環境、ネット環境が整い、
Eコマースやアプリを利用して消費を促す企業も増えてきました。

市民の移動手段に変化をもたらした配車アプリ

なかでも特に顕著なのが配車アプリ(タクシーアプリ)の台頭です。

東南アジアで有名なGrabやローカルのPassAPPなどが人気です。
他にも、EXNET Taxi、ITsumo、Wegoなど次々と新しいアプリが配信され、
いくつかのアプリを併用する乗客も珍しくありません。
当社nulo Labにも、「配車アプリを新しく作りたい」という問い合わせを何件も受けました。



配車ーアプリが普及したことで、誰もがタクシー、トゥクトゥクのドライバーになれるようになったことから、既存のメータータクシーの利用が激減し、複数のタクシー会社が廃業に追いやられました。

また、昔ながらのトゥクトゥクが徐々に姿を消し、LPガスが動力のインド製トゥクトゥクが急増、大人気となっています。
海外でタクシーを利用する場合、言葉の壁が原因で行きたいところに連れて行ってもらえないことや、料金面でトラブルになることもあります。
しかし、配車アプリを使うと、行き先を伝えたり料金を支払ったりするコミュニケーションがアプリ内で完結するため、トラブルが起こりにくくストレスフリー。
また、料金体系も明確で、ぼったくりの心配がないのも嬉しいです。

現金による支払いに加え、クレジットカードに紐付けした支払方法も可能で、移動中に細かい現金を持ち歩かなくてすむというメリットもあります。

広がる電子決済とキャッシュレス化

銀行口座やクレジットカードなどを持っていない人が多いカンボジア。
モバイル決済や電子マネーなどのフィンテックとは無縁の国と思いきや、
ここ数年の間に幾つもの電子マネーが生まれ、多くのカンボジア人に親しまれています。

最大手は”Pi Pay(パイペイ)”
現時点ではプノンペンなどの都市部に限られるものの、ショッピングモールなどの高級店だけでなく、街角の飲食店や路上の屋台でも利用できるところが増えています。
2017年に設立されたばかりのカンボジア企業であるPi Payのアプリは約40万件ダウンロードされ、アクティブユーザーは約25万人いるそう。

地方への送金などで以前からよく利用されているのはWing。
街中や田舎でも非常に多く見られる店舗窓口を介するか、携帯電話アプリを利用するかのどちらかで送金が出来ます。
アプリ利用の場合、現金の預け入れや引き出しのできるのWing独自のウェブ口座をつくります。



若者の多いカンボジアでは、新しいIT技術を受け入れる柔軟性と、スピード感があり、
今後も電子決済とキャッシュレス化は加速していくとみられています。

この点では、日本よりも進んでいると言えるかもしれません。
今後もカンボジアのキャッシュレス化に注目していきたいと思います。

※nuloはカード決済、電子決済を利用したECサイトを日本、カンボジア、台湾向けに開発しています。

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