「ウェブ解析士」の資格を取得しました

大阪オフィスからこんにちは!
私事ですが、このたびWACA:一般社団法人ウェブ解析士協会の主催する「ウェブ解析士(Web Analytics Consultant)」の資格を取得しました。



ウェブ解析士とは
“昨今のマーケティングにおいて、インターネットを使わない選択肢はありません。アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。
ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。”

※ウェブ解析士協会公式サイト引用 ウェブ解析士とは?

試験内容
・認定試験

制限時間60分、4択からの選択式で全60問出題されます。試験はオンラインで行われ、公式テキストや電卓の使用が許可されています。
試験結果は終了後すぐに発表されました。協会から合格基準の正式な公表はありませんが、他の受験者たちの報告によれば正答率70%以上で合格のようです。

1問につき1分しかないのですが、計算問題もあるためほとんど即答していかなければなりません。出題のされ方も、どれが正解でもおかしくないような難解な内容のため、少しでも迷ったら問題番号にフラグをつけて次へ次へと解き進めました。
私の場合は最初の30分で一通り解き終わり、残りの30分を時間ギリギリまでかけて、分からなかった問題をテキストや自作資料で調べて解きなおしをしていました。

・認定レポート

認定試験に合格した者は受験日から2週間以内にレポートを提出します。このレポート課題に合格すると正式にウェブ解析士に認定され、後日認定証が授与されます。

レポートは、ウェブ解析士協会の公式サイトのGoogleアナリティクスのデータを実際に確認して作成します。協会のビジネス解析・マーケティング解析・アクセス解析を行い、仮説検証・問題発見・対策立案を記述していくといった内容でした。

学習開始から資格取得まで
協会から資格取得までの学習期間の目安が発表されています。

・ウェブ業界経験者
1か月~1か月半(学習時間:15時間~30時間)
・ウェブ業界未経験者
2か月~4か月(学習時間:40時間~60時間)

私の場合は
・2022年8月1日に公式テキストと問題集を購入。
・ノートを作りながらテキストを読み進めたり問題集を解いたりで、ほぼ毎日最低1時間勉強をする。
・テキストと問題集の内容を1巡し、11月19日に講師主催のオンライン講座を受講する。(受講は任意)
・講座資料や模擬試験に取り組み、問題集を全問暗記する勢いで繰り返し解く。(4,5周程度)
・12月10日、問題集1周、模擬試験をこなし、夕方ごろ認定試験を受け評定88点で合格。

といった流れで時間にするとだいたい100時間ほど勉強しました。
私自身は普段の業務内でもウェブ解析系の業務に取り組んでいたため、まったくの未経験というわけではなかったのですが、
「業務経験者ほど学習が足りず試験に落ちる。そのせいで合格率が下がっている」
という講師の助言を受け、入念に入念に時間をかけました。

ウェブ業界は日々変化しているため、解析士の試験やテキストの内容は毎年更新されます。そのため、年内に合格してしまわないと今行っている試験対策が意味をなさない、といった状況もかなりプレッシャーでした。

ちなみに2023年は情報アップデートに伴い試験運用方法が大幅に変更されるようですよ。
【重要なお知らせ】2023年度 ウェブ解析士試験 リニューアルについて

ウェブ解析士の資格は「免許」では無く、あくまでも「肩書」
ウェブ解析士という資格がなくともウェブの解析やマーケティング活動は行えます。あくまでも立てた仮説や企画立案、解析報告の信憑性が増すだけなので、資格をとっただけでは何かの職に就けるとかそういったように寄与することはありません。
私には資格をとったここからが寧ろスタートで、身に着けた知識を活かしてより良い成果を積めるよう精進して行く所存です。

おわりに
2022年はnuloとしても、筆者個人としても大きく幅の広がった1年となりました。
2023年もより開発や運用事業等に精を出し、お客様の事業や活動の発展に貢献してまいります。
来年もnulo株式会社をどうぞ宜しくお願いいたします。

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