コーポレートサイトの考え方

いつもありがとうございます、nulo(ニューロ)株式会社のハギ(Hagi)です。

ウェブサイトを制作する上において、オンラインサービスやECサイトのようにトラフィックを集め売上や利益を直接的に求めるサイトと異なり、KPI設定が難しいのがコーポレートサイトになります。

自社のサービスや商品、企業理念や概要、プレスリリース、上場企業などであればIR情報など、その会社が関与する利害関係者やステークホルダーに向けて情報提供されるのが、コーポレートサイトの主な役割となります。

販売をメインとするECサイトや情報を流通させるポータルサイトなどであれば、ゴール設定やKPI作りは比較的明確に設定できますが、コーポレートサイトの場合、「とりあえず準備しないと・・・」という曖昧な動機付けで制作しているケースも多いと思われます。

インターネットがこの世に存在しなかった時代には、会社紹介パンフレットがあったように、「人材確保の求人用のため」、「取引成約に向けた会社説明のため」、「販売先に商品の詳細や機能を伝えるため」、「金融機関などへの信用力を示すため」など、想定する情報の“受け手”のために内容を準備していたと思います。

同様に、コーポレートサイトには、その会社が繋がる“受け手“が必ず存在し、その”受け手“が求める情報や、その”受け手“に起こしてほしいアクションを誘発する内容をきっちり整理して、ウェブサイトの設計を行う必要があります。

コーポレートサイトを新規に立ち上げる、もしくは、リニューアルする場合、
(1)“受け手”となるターゲットは誰なのか?
(2)それぞれのターゲットのニーズや“欲しいもの”は何なのか?
(3)そのニーズや“欲しいもの”をウェブ上でどう表現すべきなのか?
自社のブランディングや方向性に応じて、検討していく必要があります。

整理していくと上図のような捉え方になります。

コーポレートサイトの“受け手”には、“顧客”から“(自社)社員”まで様々なニーズがあり、そのニーズ毎に準備して更新する情報や内容が異なるのが現実です。

例えば、”顧客”には商品紹介やサービス内容を多頻度で更新して情報提供する必要がありますが、”求職者/学生”に対しては、多頻度である必要性はなく、それら情報よりも募集要項や働く環境の紹介などの情報提供を行う必要があります。

これらの情報を整理して、実際に情報を更新する“頻度”や“内容の質”を適切に判断して導入していくことも肝要です。

◆情報更新が一年以上全くされてない
◆モバイル対応を全くしていない
◆古いままのレイアウトで放置
◆間違った情報がそのままにされている
など、少し問題を抱えるサイトを、他社のサイトで見たことがある方も多いと思います。

よほどの大企業でない限り、コーポレートサイトの情報更新に選任スタッフを張り付けるのは難しい状況ですので、
「誰が(Who)?いつ(by When)?どういった内容の情報(What)を?」

更新していけるのか、自社リソースの状況も冷静に判断して決めていく必要があります。

コンテンツリッチで更新頻度の高い、沢山のページ構成を持つレイアウトのコーポレートサイトにリニューアルしたのだが、実際には情報の更新が追い付かず、結果的にクオリティの低いコーポレートサイトになっているケースも散見されるので、まずは身の丈にあったデザイン&レイアウトできちんと更新頻度を守れるような内容にしていくことをお勧めしたいです。

具体的にはきちんと工数配分をして、「毎月に?度(あるいは毎四半期など)~Aさんが?時間ほど時間を使い、X部分のYコンテンツを更新する」など、より具体化・ルール化して、更新頻度を維持していかないと、他業務に忙殺され、質の高いコーポレートサイトをメンテナンスするのは難しいです。

コンベンショナル(伝統的)なビジネスを展開している会社や、オンラインやネット事業とは縁の遠い会社などは、どうしても、全社的な観点から優先順位が低くなってしまうのが、コーポレートサイトであります。

ただ、実態としては、就職活動中の学生や取引を開始しようと思っている潜在パートナーや取引先など多くの利害関係者が自社のコーポレートサイトにアクセスしているのが事実です。

サイトをリニューアルする時期は、会社の状況や現在のサイトの状態により、各社様々です。「他社と比較し少し古くなってきたかな・・・」と競合他社と比べて判断するケースもありますし、中期経営計画やM&Aなど会社全体の大きなスケジュールや組織全体が変革する年度など、それぞれ適切なリニューアルのタイミングがあると思います。

(1)統一したブランディング

各タッチポイント(社風/会社ロゴ/パンフレット/名刺)などとの統一したブランディングイメージ

(2)適切なレイアウト/設計

ターゲットに合わせて情報の整理・カテゴリー化を行い、モバイル向けからパソコン向けまで、デザイン・レイアウトを適切に設計

(3)無理のない運用体制

更新内容や頻度、具体的な担当者のアサインなどを行い、社内のルーチン業務として無理のない運用体制の整備

(4)定期的にレビュー可能な目標設定

単に売上やコンバージョン、トラフィックでなく、各ターゲットの目的に沿った独自のKPI作りを意識

上記をきちんと理解しながら、正しい流れで、自社のコーポレートサイトの“立ち位置”を再定義してみるといいと思います。
皆様の会社においても、”現在の状況”と”あるべき姿”を、一度照らし合わせてみてはいかがでしょうか?

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