中央銀行主導デジタル決済サービス【BAKONG】スタート!

カンボジアオフィスからこんにちは!

日本でも2019年の増税をきっかけに、一気にキャッシュレスの波が広がりましたが、
カンボジアのキャッシュレス決済、デジタル決済について
どの様なイメージをお持ちでしょうか。


実はカンボジアで2019年現在50社近くがデジタル決済サービスを提供しており、
そのうち約10社はこの2年間でサービスを開始。
つまり、現在主力のデジタル決済サービスは2年以上前からサービスがスタートしている、という事になります。


もちろん、現金決済は強く残っているものの、2020年にはキャッシュレス決済やPOS、ネットバンキングを含むデジタル決済の総額が、およそ35億ドルになると言われています。

そんな中、世界でも革新的なサービスが2019年スタートしました。

デジタル決済プラットフォーム【BAKONG(バコン)】


カンボジア中央銀行主導で進められている、世界初のブロックチェーンを活用した中央銀行デジタル決済プラットフォーム『BAKONG(バコン)』。

Bakong 公式サイト
https://bakong.nbc.org.kh/

バコンはスマホのアプリを使い、電話番号またはQRコードで店舗への支払いや個人間の送金ができる決済システムです。
決済通貨はUSドル、カンボジアリエルいずれも可能で、送金手数料は無料。
取引上限額は取引銀行や電子決済システムの規定に基づくとのこと。


2019年1月に発表、7月からテスト運用が行われており、
ローカル市場内の食堂でも、利用可能を示すステッカーを見かけます。
現在、カンボジア国内の10銀行やモバイル決済システムと接続し、数千人が利用を開始しています。
中央銀行による仮想通貨ブロックチェーンを活用したデジタル決済の実用化は、
カンボジアが世界初となり、今後の動きに世界が注目しています。



JETROの発表によりますと、2020年早々には正式リリースされる見込みだそうです。
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日本のブロックチェーンの技術開発などを行うソラミツと、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は11月18日、開発を進めているデジタル決済システム「バコン」が2020年早々に正式に導入される見込みだと明らかにした。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/12/33003ac7dc60352f.html


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ご参考:
ソラミツ株式会社
https://soramitsu.co.jp/ja
ソラミツ 、カンボジア国立銀行デジタル決済「バコン」を開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000019078.html

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